ゴールデンウイークは江戸へ2
東京東京都美術館バベルの塔展へ、国立西洋美術館シャセリオー展へ
1日に2つ美術鑑賞はやはりハードでした。上野まで来たから…と欲張り後悔…。
バベルの塔展はとにかくすごい人、人、人。
ブリューゲル、ボスを始め、16世紀のネーデルランドの版画なども観ることができました。
これらの作品は、とても細かく描写されているのが特徴なので3列後ろからの鑑賞はなかなかの眼精疲労でありました。
以前、ルーブルに行った時はネーデルランド作品群が北ヨーロッパ作品展示がしてあったとおもいます。確か2階のリシュリュー翼の人里離れたところ…誰も居なくてゆっくりと鑑賞できた事を思い出しました。
バベルの塔は旧約聖書の中のお話…、外国語を学ぶときにいつも思い浮かぶ話でもあります。
言葉が統一されたらどんなことになるんでしょうか?便利のような気もしますが、こんなに長い年月、違う言葉で各々の文化ができあがり、その中で生活して来たのですから、なかなか難しい事もいろいろあるかもしれません。
しかし、もし、一つになれるのだとしたらどのようになるのか?見てみたい気もします。
ゴールデンウイークは江戸へ
今まで何度も行こうと思っていましたが、開館しておらずずっと残念に思っていました。開いててよかった。
江戸時代へタイムスリップ…
民藝哲学にも触れました。
そして、ご近所の日本近代文学館へ
谷崎潤一郎さんの展示でした。
細雪は高校生の時に読み、その世界に浸ったのを思い出しました。陰翳礼讃はごく最近読み、ナルホド…と少し家の照明の照度を落としたくなりましたが、落とすと見えなくなるものが沢山あり、あきらめました、が…見えないなら見えなくていいのか?見えるものだけ見て、見えなくなって行くものを諦めればいいのか?と考えていましたが、家人に何も見えなくなる!と反対されて、我が家の陰翳礼讃運動はあっけなく解散いたしました。
日本文学に立ち返り、その素晴らしさに浸りたいと思います。
手始めに、谷崎潤一郎さんの展示と共に川端康成が見出した作家たちも同時開催、その中で紹介されていた梶井基次郎さんの作品から…
同館のカフェBUNDANで食事をしました。そぼろカレーを注文、サラダが添えてあり、深みのあるとてもとても美味しいカレーでした。
沢山の本の林の中で幸せなひと時、いつまでもいつまでも留まっていたい落ち着いたカフェでした。
また、立ち寄りたいと思います。
これにこれを…
これに…
これをつけてみました。
大好きな辻さんの切り絵のブックカバーです。
彼女の切り絵は、とある文房具屋さんで小さな小さな日めくりカレンダーを切り紙にしてあるのを見つけて…からでした。
一目でファンになって、文房具屋さんの女店主の方にいろいろ聞いてしまいました。
それから、数ヶ月後にまたまたふらりと立ち寄ったら、女店主さんが、今、古典をやっていますよと教えていただいて、早速個展へ…
初めて、作品を買い求めた次第です。
包んだ中身の本は、大好きな本たちがこの世から消えてしまうのか?!
カリエールやエーコーのような古書収集家ではないけれど…この本を読むと、本は無くならないという気がして、というより、なくなってほしくない!という希望がますます強くなりました。
新年がやってきた
2017年も明けました。
明けてから、買った本は
これだけ・・・
小さいこどもに生命の歴史を教えるために去年から勉強を始めました。
楽しい、実に楽しい。そして、この本はいままで読んできたこのての本とは切り口が違いました。そうか、この方向性もあるのか・・・
どんどん、新しいことが発見されて解明されて日に日に変わる情報にふらふらとしないでしっかりと自分の頭で考えていこうと思っています。
しかし、人の頭の中は面白いですね。
たくさん読みたい本があります。
ですから、たくさん読める方法をと思い、昔は速読も考えましたが、速読はなかなか中身が入ってこない。その、脈絡の隅っこに書かれていることに惹かれてしまうようなので、何が書いてあるかわかるだけでは物足りなくて・・・
集中して頭をフル回転して自分のフィルターにしっかり通したいので、読み込むことをやめないで、時間を作ることにしました。
そして、新たに始めたことは、メンタリストDaiGoさんのニコ動をみることにしましたl。楽しく、心理学を学んできた時期もありましたが、いろいろな心理学のいいところをわかりやすくまとめてくれています。
やりたいことを、やるために、やるべきことを今年は着々と欲張らずに一歩一歩進めていきたいと思います。そのための、学びでもあります。
で、それと、フランス語。娘が留学していて、そのために習っていたのですが、なかなか身につかず、覚えが悪くなったことにショックを受けて・・・だらだらと先生と仲良くなっただけで実りはあまりなかったように思いますが、頭の片隅に刷り込まれていることはあるらしく・・・しっかりとしたモチベーションがみつからないのですが、それでもなんとなくずっと、自分の中に学び続けたいという気持ちがあり、帰国した娘に先生を頼むことにして、私専用のテキストを作成してくれています。
毎日、一つの動詞の活用を書きながら発音を5回から10回して、次の日、暗記で書きながら言うのを5回から10回する。
娘曰く、とにかくフランス語は文法だというのです。ですから、苦手を承知で挑みます。以前の失敗の経験があるので、やってくる山はどんな形なのか?よくわかっているつもりです。とにかく、焦らず、着々とコツコツ・・・
このブログに書くこともモチベーションになったらと思っています。
まだ見ていないのに
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』魔法映画への旅
- 作者: マークソールズベリー
- 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ ジャパン
- 発売日: 2016/11/22
- メディア: 大型本
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この本を買ってしまいました。
まあ、楽しい本です。映画もまだ見ていないのに、なぜ買ったのか?
知り合いの娘さんがアメリカに留学していて、いち早く映画を観て、この本を現地で買ったそうで、その報告がLINEで写真付きで送られてきたそうで、
見せてもらったのです。
一目惚れでした。それで、早速、日本でも買えるということで、本屋さんへ急ぎました。
さっさと買って、さっさと家へ急ぎ帰り、ビニールの包装をとって、開くと想像どうりの素晴らしい本でした。映画もまだ観ていないのに・・・です。
もともと仕掛け絵本は大好きでしたが、この映画の舞台がこの1926年のニューヨークというのも大切なお気に入りの要素です。スチームパンク好きにはこたえられません。
まあ、いいから映画を観ていらっしゃい!という感じですので、早速明日観に行こうと思います。
そして、USJで買える杖も増えるのでしょうか?
観る前から、ワクワク感がすごいです。
須賀敦子さん
読書は大好きで、たくさんの本を持っています。
友人が引越しの際、本を断捨離しては、私の本棚をアテにします。
私が本を処分できないのを知っているので、アテにされるのです。
それでも、本当に趣味に合わないものは処分します。
書簡集や日記などは特に好きで、そういうものはその人の人となりを一番理解するのに役立ちますが、少しだけ罪悪感もあります。
大抵の書簡や日記は本当に文学として読めますし、フィクションなのか?ノンフィクションなのか?わからなくなるような感覚になる文章にであいます。
書簡は誰かに宛てたものだから、相手がはっきりしている分、想いもストレートに表されていて、それだけに素敵な言葉が綴られていることが多いと思います。
あまり、選ばれていないというか、計画されていないというか、飾らない言葉。
あれこれと、技術がつかわれてる文章も素敵ですが、時にはそんな文章に疲れる時があります。そんな時に、どんな思いで、どんなところにいる友人がへ、家族へ、どんなところから。。。思いを馳せていると、静かな気持ちになります。
iPad Air2購入ソシテ。。
先日、iPad AIR2を購入しました。
購入した理由は、仕事場にパソコンが一台しかなくて、日によっては大渋滞が起こるので中古のWindowsを購入してもらおうか?と考えていたのですが、なかなかいいものに出会えず、困っていたのでした。
私の持っているiPadは初期型で、アプリのアップデートもできなくなっていました。
もし、買い換えることができたなら、仕事場でOfficeを買ってもらって、iPad用のキーボードを買ってもらったら、機器自体を持ち運び出来るので、家でも仕事ができる。。。と考えました。あ、仕事場でiPadを購入してもらうことは不可能な状態なので。。。
おそるおそる、このキーボードを買ってみました。
レビューを見ながら、どれにしようか?と迷いましたが、よかった。
なかなかのスマートさです。まだ、変換とかに慣れてないですが、使い続けることで慣れて行くのでは?と思っています。