今日の読書

「屋根ひとつお茶一杯」ドミニック・ローホー著
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なかなか断捨離もできず、当然ミニマリストにもなれず…
でも、この方の本はなんだかフンフンと楽しくなる。親日で、京都に住まわれたこともあるそう…シンプルに生きる…は日本在住時にも学んだそうです。
子どもだった頃、家の中はさっぱりとしていました。小さな家にも応接間があり、飾る物はその部屋にありました。
昔ですから、ベッドではなくお布団でした、畳の上には寝るとき以外は何もありません。物もとても少なかったように思います。
この本の中に、孤独の事が書いてあります。最近、感じるのです、孤独が怖くなくなった…と。
毎日、誰かしらと繋がっていたい…楽しみたいと感じていたと思います、けれど、今はそれがとても薄くなりました。
一人で過ごす事が楽しくなって、むしろ一人の時間がたくさん欲しいと思うようになりました。
例えば、少し若い人と一緒に学ぶ機会があります、それは、長く続く学びです。二人で先生から学ぶのですが、このコミュニティにはもっと若い人たちがいます。私はあまりジェネレーションギャップを感じるタイプの人間ではありません、しかし、若い人たちは感じていますから、若い人たち同士のような付き合い方はしません。彼女たちの邪魔をしないように、空気を読んで(笑)さっさとその場を立ち去ります。
でも、この歳頃だからこその必要とされることもあるらしく、時々誘われます。
でも、誘われてもすごく嬉しくは無いし、誘われなくても寂しくも無い…時には、ありもしない用事を作って断ることも…大人になったな…って思います。
同じ年頃の人たちなら、なおさらなんです。
始終、一緒にいて楽しく過ごせる人は本当にわずかな人たちです。
そんな友達は少しでいいと最近よく思うのです。
そういう友人がいることは本当に嬉しいことです。ありがたいって思います。大切にしようって思います。
孤独が人とのつながりを深める力になる…はこういうことかな?